頭皮が尋常性白斑です
尋常性白斑、通称白なまずとも呼ばれ内的要因は白皮症のように遺伝性と外的要因は化学物質によるものです。
数年前に大手化粧品会社の美白化粧品を使って白斑の発症があり知れた病名となりました。これは明らかな化学物質による発症で短期間使用で悪性物の除去出来ることで回復も見込まれます。
しかし、そんなに珍しくもなく、かなりの女性が発症しています。
亡くなった森光子さんやマイケル・ジャクソンも尋常性白斑だったという話も聞きました。途中経過の苦労はわかりませんが、一気に体の色が変化するわけではなく、徐々にマダラに脱色していきますから途中はブチ状態でもあったでしょう。
理学美容師になったら白斑を発症している方は意外と多くいることに気が付きました。
ご本人は自覚はありません。ほとんどが頭皮なので見えないし、痛くも痒くもありません。ただ、白髪との関係も深く白斑になると白髪にもなります。
尋常性白斑が頭皮にあって困ること
◎脱毛がある(周期などは不明)
◎白髪が急増してしまう
◎紫外線を正常に吸収できないことからかぶれやすくなる
◎また、紫外線自体にも抵抗力が低くなる
◎悪化すると顔や首にも広がっていく
◎医療では治す薬はない(対処療法で肌色調整するようです)
何より女性にとって一番困るのは見た目なのです。
長年病院に通って治療している方もお見えになりますが、光線で焼くので治療後はもっと酷くなってみえます。見られたくないので首などはタートルネックやスカーフが外せません。お顔の方はカバー力のある特殊化粧品を使用している方がほとんどです。
しかしこの白斑の悪化物は次に上げられる化粧品類です。
メーカーやコンセプトを問わず目的の効果を発揮出来る成分は全て同じです。(肌に優しい、敏感肌用、オーガニック、自然派と付いていても同じです)
✔日焼け止めクリーム
✔ファンデーション
✔リムーバー
✔脱色剤
✔脱毛剤
✔除光液
✔石けん
✔無添加製品
尋常性白斑は紫外線が苦手となりますが、紫外線に当たれないと改善も出来ません。スカーフやファンデーションでガッツリ防御されてしまっては逆効果なのです。紫外線を効果的に吸収することでドーパオキシダーゼ酵素の正常な働きを取り戻し色素の回復を取り戻す!
そのために紫外線に当たれる肌にする正しいケアーが何より必需なのです。
(遺伝性の白斑の回復は望めませんが紫外線に対する抵抗力は高まります)