最近の白髪事情
江戸川区唯一!美容トラブル専門美容院です
「白髪!」と聞くと親の仇のように嫌われる可哀想な白髪ですが白髪にも色々事情があるのですよ(笑)
ちょっと科学します!
白髪も色素脱失症(皮膚の色も抜ける症状)はフェニルアラニンというアミノ酸の減少によって発生します。内的要因と外的要因とに区別します。
内的要因(遺伝と加齢)
白皮症(色素脱失症)に代表されるように遺伝性です。遺伝によってフェニルアラニンが形成できないのです。加齢によってもフェニルアラニンの形成能力が低下して白髪が発生します
外的要因(生活習慣)
1化学物質(美容薬、化粧品)によって毛母細胞の働きが抑制、メラノサイトの働きの抑制、ギ酸の形成、過酸化水素の形成を起こし白髪は発生します。
2不潔(洗浄不足、洗浄能力のない洗剤)によって痤瘡桿菌の異常増殖が起こり白髪を形成します
3無添加製品の使用で正常菌叢の調和が破壊され白髪が発生します
4ストレスのノルアドレナリン、アドレナリンの異常分泌で白髪は発生します
5薬の副作用で白髪は発生します
どうですか?
確かに先天性の遺伝や加齢による老化現象はどうしようもありません。しかし、遺伝もなく、まだ30代の若さで白髪が多くある女性がたくさんいます。似合わない白髪を化学薬品のカラー剤で染める事がほとんどですが・・・実は老化を早め白髪を製造に加担しているのです。
一生ヘアカラーができれば問題はないのですが、ご存知のように最近ではカラー剤にかぶれる方が激増しています。当サロンに駆け込む40代、50代のまだまだ表舞台で仕事や子育ての環境の女性には白髪を染めない選択は勇気が要ります。しかし染められない現実にぶつかりどうにかできないですか?と迫られます。
美容薬はたまに使うことでは全く問題ないのですが、カラーやストレートのように長期反復使用が高まる美容法はいずれ、皮膚が化学物質の許容範囲を超えてしまいかぶれや細毛、脱毛や慢性皮膚疾患を招いています。最近は若い20代から染めることが当たり前のようにカラーを続け、本当に染めたい年代に出来なくなる可能性は誰でもあるのです。花粉症の発症率と同じです。
頭皮と髪は同じようで求めている事は全く違います。髪だけのお洒落では頭皮が置き去りとなり知らぬ間の白髪や薄毛の老化が早まってしまいます。
白髪は美容習慣やメンテナンスの仕方で不必要に増えないのです。
ちなみに、痒い白髪の経験があるかと思いますが、痒みの白髪は痤瘡桿菌の増殖している証拠です。なので正常菌叢を整えたら黒毛に戻れるのですよ~