アレルギー検査と美容

2019/10/17 頭皮・毛髪診断

アレルギー検査を受けて何に反応があるかを知る検査は受けた方も多いのではないでしょうか?

自分は何にアレルギーを起こすのか?知らないと怖いと感じている方が多くいらっしゃいます。

しかし…
私のサロンに来店されるトラブルを持ったお客様の大多数が特定アレルギー物質を持たない自己免疫疾患がほとんどです。

本来アレルギーとは毒性成分から身を守る「生体防御機構」なのです。植物毒、動物毒、カビ、ウィルス、毒性たんぱく(腐敗食物)などから身を守るために備わった能力でした。

近年は毒性を持たない花粉、紫外線、天然繊維、樹木、野菜、果物、天然成分、汗、風、乾燥、圧迫などに反応している人の方が多くなっています。心当たりがある人がほとんどではないでしょか?だって花粉症は都内だと半数と言われています。花粉性も年々と反応する草の種類が増え、ホコリやハウスダストにも反応し年中スッキリしない人がどんどん増えています。

昔、政治家が「杉の木を切ってしまえばいい」と言っていましたがブタクサ、ヨモギ、イネ、ヒノキ…挙げたら切りが無い種類を無くして生きてはいけませんね。全くの論外な言い分です。これら反応物を調べて知った所で逃げようもありません。


自己免疫疾患とは?
結果症状はアレルギーと同じになるので「アレルギー」と呼びますが、実はメカニズムは違います。免疫の誤作動なのです。平たく言うと、超敏感反応です。それも、敵(毒性分)味方に関係なく、体が刺激と感じたら反応してしまうのです。

毒成分に対するアレルギーなら除去して二度と触れない!が出来ます。例えばカラー剤成分にかぶれるのであればカラーを止めれば発症はしません。しかし、自己免疫疾患はそうはいかないのです。悪化すればするほど反応物が無限に増え、除去不可能な成分の汗や髪、外界刺激の温度差、乾燥、圧迫など、除去不可能にも反応し始めるのが自己免疫疾患の特徴です。反応を起こす部位も個々で違います。その人の一番傷めた所から発症し、悪化すれば全身にも広がりますね。

ここLaiLaでの例
始めはカラー剤によって頭皮がヒリヒリしたり痒みが出ていただけだったけど、カラー剤が触れていない顔や首にまで湿疹、腫れ、痒みが出た。最近はシャンプー剤でも痒みがでるし、顔にもすぐトラブルが起こるよになった。

女性には多い経路でのトラブルです。そうなってから一番怖いのは薬品のような刺激が強い成分にはいつかぶれてもおかしくないという現実です。一度かぶれを起こした皮膚はもっと無数の物にも反応してしまう厄介を起こしやすいのです。


心当たりがあってこのページを読んで下さっていたなら間に合います!早めに頭皮毛髪診断を受けて見て下さい!惨事は免れるかもしれません!!