子供の髪はなぜパーマがかからない?

2019/11/30 コラム

トラブル専門の理学美容師です

子供の髪にパーマを掛けてもかからないのは何故でしょう?
バージンヘアーだからです!・・・ではないのです。

子供の頃はストレートだったのに中学生頃から癖毛になっちゃった
赤ちゃんの時はクルンクルンの癖毛だったけど、大きくなったら変わってしまった

など、幼少の頃と年頃(12歳ころ)から髪が変化した覚えがある方は多いのでは無いでしょうか?
実は髪は女子は初潮、男子は変声期を迎える頃まで成長出来ていないのです。大人の髪と比べてシスチンの含有量がとても少ないのです。

パーマとはシスチン結合を利用して変化させます。そのシスチンが少ない髪にはパーマが掛からないのは当たり前なのです。バージンヘアでもシスチンがしっかり有れば時間を置いたら掛かるので理由にはならないのです。
最近は大人顔負けにストレートパーマやカラーをしているお子さんを見る事も少なく無いですが・・・体の構造的にもまだやらない方が賢明です。薬品による皮膚の損傷のリスクが高いのですからね。

また、もっと大人になって(年をとって)髪に癖が出てきたり、癖毛が悪化したと感じている方もいるのでは無いでしょうか?

生まれ持った癖毛の曲がりかたは一生変わりません。ストレートなのに癖毛に、緩いウエーブだったのに変な曲がり方で髪がまとまらなくなった、などは波状毛という後天的な損傷トラブルです。何らかの理由で間充物質の不形成を起こして髪が変形しているのが現状です。

最近は長年ストレートパーマを掛けている方の髪にストレートを掛けたのに縮れ、ビビリ毛、チリつき毛など収拾がつかない髪になってしまった経験はありませんか?慌ててストレートを掛け直すのは絶対におやめください。次のパーマでは髪は切れてしまいます。

中にはストレートパーマは掛けていないのにビビり毛になる事もあります。アイロンでの熱、摩擦、圧迫などの機械的刺激による損傷で起こる事もあります。

上記の損傷毛はタンパク変性を起こした薬品が使えなくなってしまった髪です。そんな髪は薬品を使わず天然酵素で修正する方法があります。というより、化学薬品が使用不可なのでそれしか方法が残っていないのです。間充物質の不形成は毛母の働きの活性促進をする必要があります。これも化学物質で対処できる症状ではないのです。

1回のトリートメントで劇的に変化できるのはコーティングでしかありません。コーティングはその場の対処でしかなく、細胞の働きを疎外してしまいます。3年後、5年後の老化の仕方は修正の方法が違いです。自らの素材をちゃんと元に戻してあげましょう!